ラム生産者のバリー家が1917年に買収したル カルベの農園をジャック・バリーに拠って行われた蒸留所設備の近代化が、今日のJ.バリーに繋がります。彼の功績は純粋なサトウキビの搾り汁をそのままラムの材料とした事と、原酒をオーク樽で熟成させることを思い付いた事に、良質な原酒の出来た年にはヴィンテージを付けた事で、まさに熟成アグリコールラムの創設者と言えるでしょう。しかしながら1987年に蒸留は停止されその後はセント ジェームスの元で設備やレシピ等が引き継がれました。