マルティニーク島の県庁所在地フォール ド フランス市にある当蒸留所はその起源を前フランス革命にまで遡る事の出来る古い成り立ちですが、様々なオーナーを経て現在はバーディネー&マルティニーズ社の所有となり、2006年からは蒸留を停止して、原酒は同グループのデパス蒸留所からの供給を受け、熟成とボトリングのみを行っています。蒸留塔はディロン蒸留所から移設された半分ステンレス半分銅で出来たものを使用して蒸留後、ステンレスタンクで3ヶ月寝かせ加水調整し、ディロン蒸留所へ運ばれ樽詰、或るいは瓶詰されています。